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「歌うクジラ」

 どうも~、Comflexスタッフの墨汁です。
 めぐさんやこちびさんとは二回りくらい歳が違いますから、Comflexスタッフの中では一二を争う高齢者(T^T)。おっさんもいいところですけど、以後お見知りおきを。

 さて、本日のお題は、これ!
utau_kujira_hyoushi.jpg
「歌うクジラ」。

 iPadの電子書籍です。著者は、村上龍さん。芥川賞作家で…って、いまさら説明不要ですよね。「13歳のハローワーク」を読んだ人は、当ブログをご覧の方にも多くいらっしゃるでしょう。

 ところで、iPadの電子書籍の新作は、そのほとんどを出版社が発行していますが、この「歌うクジラ」は、そうじゃありません。
 発行者は、著者の村上龍さん自身なんです。
 本来だったら、作品が連載されていた雑誌の発行元である講談社さんが電子書籍として発行しているはずなんですが、村上さんは、あえて講談社さんを説得してまで、自分自身で電子書籍を発行したいと考えたそうなんですね。

 自分自身でやらなければ、絶対に知り得ないことがある。

 これは、作家・村上龍が、デビューしたときからずっと確信していることなんだそうです。映画監督にしろ、テニスにしろ、のめり込んだ先で、必ず「実践者だけが知る実感」を掴み取って作品化してきた。そういう人だからこそ作り得たのが、この電子書籍なんでしょう。

 作中の個々のアイディアは、アーサー・C・クラークの「都市と星」と「メトセラの子ら」、ヴォクトの「スラン」や映画「マイノリティー・リポート」あたりから大きな影響を受けているのが見て取れますが、語り口は「コインロッカー・ベイビーズ」や「愛と幻想のファシズム」の頃の緊張感が前面に出た「龍節」全開。読み応えがあります。

 村上龍ファンのみならず往年のアメリカン・ハードSFファンも納得するであろう力作です。

 読んで損はないと思いますよ。
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  1. 2010/09/14(火) 15:37:26|
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